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[GGH4.X-5.X] クラスタマネージャの Minimum available virtual memory の意味は?

技術ノート
2011/10/14

[番号]
技術ノート KGTN 2011101403

[現象]
[GGH4.X-5.X] クラスタマネージャの Minimum available virtual memory の意味は?

[説明]
(合計仮想メモリに対する) 利用可能な仮想メモリの比率が Minimum available virtual memory の値よりも小さい場合および極めて近い場合,新たなセッションの生成が禁止されます (ログオン時に “Logon failed. Virtual memory requirement as not met.” のエラーダイアログが表示されます) .表面上はログオン時の仮想メモリの管理に関する設定ですが,運用上は存在するセッションが利用出来る仮想メモリを確保する (減らさないようにする) ための設定となります.従って,サーバが不安定等の現象が発生した場合は,この値を 5%・10%・20%・etc… 増やして試す価値があります.

補 足
例えば, Minimum available virtual memory の値が10%の場合は,利用可能な仮想メモリが合計仮想メモリの10%を切ったら,ログオンさせないという意味になります.合計仮想メモリと利用可能な仮想メモリの値は,以下のスクリプトで得ることが出来ます.

strComputer = "."
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" _
& "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & strComputer & "\root\cimv2")
Set colSettings = objWMIService.ExecQuery _
("Select * from Win32_OperatingSystem")
For Each objOperatingSystem in colSettings
Wscript.Echo "Available Virtual Memory : " & _
objOperatingSystem.FreeVirtualMemory
Wscript.Echo "Total Virtual Memory : " & _
objOperatingSystem.TotalVirtualMemorySize
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