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[GGW3.1.1] Ver3.1.1 のサービスGO-Global Update Client の機能は?

技術ノート
2011/10/05

[番号]
技術ノート KGTN 2011100501

[現象]
[GGW3.1.1] Ver3.1.1 のサービスGO-Global Update Client の機能は?

[説明]
Ver3.1.1 では, Windows のシステムファイルwin32k.sys, ntoskrnl.exe, ntdll.dll, user32.dll, gdi32.dll 用のカスタムインタフェースが存在し,これらのシステムファイルが更新された時,常にGGのカスタムインタフェース (VBMファイルとして提供) も更新する必要があります. (Ver3.1.1の) GO-Global Update Client は,これらのシステムファイルが更新されたかどうかを監視し,更新された場合はそれに対応するVBMファイルが存在するかどうかを調べ,存在すればカスタムインタフェースを更新する処理を行います.

しかしながら実際の運用では,Windows の新しいシステムファイルがリリースされた時,GraphOn社は互換アップデートでこのVBMファイルを提供しており, (互換アップデートの) インストーラーがVBMファイルをインストールする機能を持っているため, GO-Global Update Client が有意に働く状況は発生しません.このようなことから, GO-Global Update Client を無効化することをお勧めしております.

注 意
上記の理由および自動互換アップデート機能の実装により, Ver3.2.1 には GO-Global Update Client は存在しません.また Ver4.0 に存在する GO-Global Update Client は,サービス名は同じですが, 「クライアント側のモジュールを更新する機能」 で,全く内容が異なるサービスです.

ファイル

KGTN2011100501.pdf (67.5 KB) kitasp 技術センター, 2011/10/05 09:00