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クライアントドライブ機能を利用してサーバ側からクライアント側へファイルをコピーした時,ネットワーク上を流れるデータの量がファイルサイズより大きい.

技術ノート
2011/08/11

[番号]
技術ノート KGTN 2011081101

[現象]
クライアントドライブ機能を利用してサーバ側からクライアント側へファイルをコピーした時,ネットワーク上を流れるデータの量がファイルサイズより大きい.

[説明]
FTPやWWWを使用してファイルをダウンロードする場合は, (正確さを欠く表現になりますが) ファイルがストレートにサーバ側からクライアント側へコピーされます.GGのクライアントドライブ機能を利用してファイルをダウンロードする場合は, Windows API の内部処理に従ってコピーされますので,ファイルが定められたサイズに分割され,それに管理情報等も付加されクライアントへ送信されます.さらに大きなファイルでは,コピーのアニメーションを表示するAPIもクライアントへ送信されます.このような処理が行われるため,実際のファイルサイズより大きいデータ量がネットワーク上を流れます.なお,ネットワーク機材のデータ圧縮機能等も,このような仕組みにより十分に働かない場合があります.

ファイル

KGTN2011081101.pdf (55.2 KB) kitasp 技術センター, 2011/08/11 09:37