[GGH6.X] バージョン6.1のホスト機能を新規にインストールする手順は?
技術ノート
2021/04/26
[番号]
技術ノート KGTN 2021012101
[現象]
[GGH6.X] バージョン6.1のホスト機能を新規にインストールする手順は?
[説明]
バージョン6.1のホスト機能の新規インストール手順は、次の通りです。
なお、インストールに先立ちWindowsの更新プログラム等をすべて適用して下さい。また、ウエッブページでGGのクライアントを配信(ダウンロード)する場合は、Windowsの 「機能と役割の追加ウィザード」 で 「Webサーバー (IIS)」 を事前に追加して下さい。
1. ユーザー Administrator でサーバーにログオンし、インストールに必要なファイル gg-host.exe (インストーラー)、 license.lic (ライセンスファイル)、 GGEasySetup.exe (環境整備ツール) をサーバー上の適当なフォルダーにコピーします。注:インストーラーのファイル名は、ファイル名の後ろにバージョンおよびビルド番号が付加されることもあります。
2. インストーラー gg-host.exe をダブルクリックして開きます。セキュリティ警告が表示され 「このファイルを実行しますか?」 と確認がある場合は 「実行」 をクリックします。注:発行元がGraphOn社のファイルであれば信頼することが出来ます。
3. インストール画面が表示されたら下方のボタン Install (インストール) をクリックします。
4. インストール処理が開始されます。
5. 「このデバイス ソフトウエアをインストールしますか? 名前:GraphOnサウンド、…」 と確認がある場合は 「インストール」 をクリックします。
6. 「GO-Global Activation」 の画面が表示されたら 「Close」 をクリックします。この画面はライセンスに関する説明が書かれていますが、この資料の手順通りに操作すれば特に読む必要はありません。
7. 中ほどに 「SUCCESS」 と書かれた画面が表示されたらインストーラーの処理は正常に終わりました。サーバーの環境に依存しますが、インストーラーの起動からこの画面まで約3分を要します。次にライセンスファイルのコピーをしますので、ここでは 「Close」 をクリックします。
8.エクスプローラーを開いて、ライセンスファイル license.lic をフォルダー C:\Program Files\GraphOn\GO-Global\Licensing にコピーします。
9. 環境整備ツール GGEasySetup.exe をダブルクリックして開きます。サーバーが Windows Server 2019 の場合は、サーバー側IMEが正しく動作しないという制限事項がありますので、必ず 「クライアントIMEを使用する」 または 「拡張クライアントIMEを使用する」 を選択して下さい。クライアン側IMEの使用/不使用を選択したら 「次へ」 をクリックします。次に表示される確認画面では 「インストール」 をクリックします (スクリーンショットは省略) 。
10. インストール中に 「APSを停止します」 および 「APSを開始します」 という画面が表示された時は 「OK」 をクリックします。これらの画面はインストールの進行状況を確認するためのものです。
11. 「GGEasySetup セットアップウィザードの完了」 と書かれた画面が表示されたら環境整備の処理は正常に終わりました。
12. スタートメニューで 「再起動」 をクリック、サーバーを再起動します。
13. 再起動後、最初にログオンした時に 「どのアプリを開きますか?」 と確認があった時は、 ブラウザ Internet Explorer を選択して下さい。これはGGのサーバー機能が正常に動作していることを確認する画面を表示するためのものです。
14. ブラウザを選択した直後 (選択画面が表示されない場合もあります) に下記画面右側にある 「Sign In」 と書かれた画面が表示されれば、GGのサーバー機能は正常に動作しています。 「Cancel」 ボタンをクリックし、さらにブラウザの画面を閉じて下さい。
15. デスクトップに作られたショートカット GO-Global Admin Console (アドミンコンソール) をダブルクリックして開きます。
16. 下記のようなアドミンコンソールのウインドウが表示されれば、ホスト機能の基本的なインストール作業は完了です。
補 足
バージョン6.1の新機能 「ビデオリプレイ機能」 は、既定では無効となっております。この機能を有効にするには、アドミンコンソールの Host Options → Client Access → Video Replay で次の値を設定して下さい。
・Always on … 無条件で有効
・Off unless enabled on client … ユーザーがクライアントで -video (video=1) を指定した場合に限り有効
・On unless disable on client … ユーザーがクライアントで -novideo (video=0) を指定した場合を除き有効