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[GGH6.1] バージョン6.1では、負荷分散をどのような方法で行うことが出来るのか?

技術ノート
2021/04/21

[番号]
技術ノート KGTN 2020101503

[現象]
[GGH6.1] バージョン6.1では、負荷分散をどのような方法で行うことが出来るのか?

[説明]
GGで利用出来る負荷分散は、1) リレーサーバー機能, 2) 一般のロードバランサー, 3) 弊社開発のGGEasyMonitor の3つの方法があります。

「リレーサーバー機能」 はGGに組み込まれた機能ですが、専用のサーバーを必要とすること、1台のリレーサーバーは数台のGGサーバーしか負荷分散を行えないこと、障害発生前後の対応で手間が掛かること、その他で使用した事例も少なく弊社ではお勧めしておりません。

「一般のロードバランサー」 は大規模案件等での利用実績がありお勧めですが、高価な (ハードウエア) ロードバランサーの購入が必要でGGサーバーが数台の小規模案件等ではコスト上の課題があります。ロードバランサーを用いてGGサーバーを振り分ける場合、各GGサーバーのウエッブサーバー機能のポート番号80のセッション数をカウントするのではなく、各GGサーバーのAPSのポート番号491 (変更している場合はそのポート番号) のセッション数のみをカウントして振り分けを行うようにロードバランサーの設定を行ってください。

「GGEasyMonitor」 は小規模~中規模での負荷分散を前提とした弊社製品 (ソフトウエア) で、小規模の案件では専用サーバーを使用せずにGGサーバーに同居させることが出来ます (これによりコストを抑えることが出来ます)。また単なる負荷分散機能に加え、特定ユーザーを特定のGGサーバーに振り分ける機能があり、柔軟な運用が可能です。

ファイル

KGTN2020101503.pdf (53.3 KB) kitasp 技術センター, 2021/04/21 16:03