[GGH6.X/ExPack] 拡張パックの GGEasyCreateSession とはどんなツールなのか?
技術ノート
2019/09/13
[番号]
技術ノート KGTN 2019080701
[現象]
[GGH6.X/ExPack] 拡張パックの GGEasyCreateSession とはどんなツールなのか?
[説明]
コマンドラインで指定したGGサーバーに指定したユーザーのセッションを生成 (キャッシュ) するツールです。セッションの生成が完了すると直ちにセッションを切断しGGサーバー上に未接続状態のセッションを残します。その後、利用者が同GGサーバーに同ユーザーで接続した時、通常のログオンよりも高速 (短時間) にGGサーバーが利用出来るようになります。
設定ファイルと起動パラメタ
設定ファイル GGEasyCreateSession.ini の default セクションで,以下のパラメタを設定して下さい。
設定項目 | 説 明 |
logLevel | ログの出力レベル,通常は1を指定し,障害時は4を指定 |
logd | ログを生成するフォルダー |
host | GGサーバーの既定のIPアドレス |
port | GGサーバーの既定のポート番号 |
gg-client | GGクライアントのパス |
optparams | GGクライアントの既定のパラメタ(コマンドラインに付加) |
destroySleep | 既存セッションの強制終了の待ち時間(秒) |
disconnectSleep | セッション切断時の待ち時間(秒) |
clientTimeout | GGクライアントの処理時間のタイムアウト(秒) ※この時間を経過してもセッションの生成が完了しない場合、GGクライアントのプロセスが強制終了されます。 |
sessionWait | セッション生成処理後の待ち時間(秒)、既定値は1秒 |
起動パラメタ (コマンドライン・パラメタ) は次の通りです。
設定項目 | 説 明 |
-h <address> | GGサーバーのIPアドレス(設定ファイルより優先する) |
-pn <port> | GGサーバーのポート番号(設定ファイルより優先する) |
-u <userid> | ユーザーID |
-p <password> | パスワード |
-kb < kbd> | キーボードレイアウト |