[GGH5.X-6.X] GGEasyLogon バージョン6.3.0 は,どのような点が変わったのか?
技術ノート
2019/07/12
[番号]
技術ノート KGTN 2019060701
[現象]
[GGH5.X-6.X] GGEasyLogon バージョン6.3.0 は,どのような点が変わったのか?
[説明]
バージョン6.2.3からの変更点は次の通りです.
・ユーザー毎の設定ファイルの保持
GGEasyLogon.exe と同じフォルダーにある設定ファイル GGEasyLogon.ini の default セクションで localData = YES が指定されると,各ユーザーが初回起動した時にフォルダー APPDATA\kitASP へ設定ファイルがコピーされ,以降このコピーされた設定ファイルが使用されます.この機能により,ユーザー毎に接続情報を保持することが出来ます.
・設定ファイル情報の表示
設定ファイルが複数存在するようになることから,ウインドウのタイトルに (<ユーザー名>@<ドメイン名>) という情報を付加して表示するようにしました.これにより,使用している設定ファイルがどのユーザーのものか分かります.なお,この情報が表示されない場合は,GGEasyLogon.exe と同じフォルダーにある設定ファイルが使用されています.
・接続記録の保持
設定ファイルのセクション remarks に,最後に接続したユーザー名, 日時, コマンドラインが記録されます.この記録は,ユーザー毎に設定ファイルに保持されている場合に限ります.