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[GGH6.X] クライアント (端末) のディスプレイ表示を拡大することなく,GG上で実行されるアプリケーションのみを拡大表示したい.

技術ノート
2019/01/22

[番号]
技術ノート KGTN 2018121701

[現象]
[GGH6.X] クライアント (端末) のディスプレイ表示を拡大することなく,GG上で実行されるアプリケーションのみを拡大表示したい.

[説明]
Windows 10 には,高解像度モニター利用時にアプリケーションの表示が過度に小さく表示されないように,ディスプレイの 「拡大縮小とレイアウト」 機能 (DPIスケーリング機能) が用意されています.これを利用することで,GG上で実行されるアプリケーションも拡大表示されますが,クライアント (端末) 上で実行されるアプリケーションも拡大表示されます (画面1と画面2を見比べて下さい) .このため,DPIスケーリング機能を利用すると,ローカルのアプリケーションが高解像度モニターの利用を前提としている場合,不都合が発生します.

GGのバージョン6.0では,この問題を解決するために,セッションレベルでの拡大表示を行う機能が実装されました.GGクライアント起動時に,例えば引数 -clientscale 150 (ブラウザ系クライアントでは &clientscale=150) を指定すると,セッション上で実行されるアプリケーションのみが150%に拡大されて表示されます (画面3をご覧下さい) .この機能を使用することで,GG上で実行される通常解像度のアプリケーションは高解像モニター上で拡大表示して利用し,ローカルで実行される高解像のアプリケーションは (拡大表示されることなく) そのまま利用することが出来ます.

画面1:クライアント(端末)で拡大表示を行わない時

画面2:DPIスケーリング機能で拡大表示150%を行った時 (ローカルのメモ帳も拡大サイズで表示)

画面3:GGの拡大表示機能で150%を行った時 (ローカルのメモ帳は通常サイズで表示)

ファイル

KGTN2018121701.pdf (594 KB) kitasp 技術センター, 2019/01/22 11:01

KGTN2018121701-1.jpg 表示 (19.7 KB) kitasp 技術センター, 2019/01/22 11:02

KGTN2018121701-2.jpg 表示 (33.2 KB) kitasp 技術センター, 2019/01/22 11:02

KGTN2018121701-3.jpg 表示 (25.8 KB) kitasp 技術センター, 2019/01/22 11:02