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[GGH4.X-5.X] マイクロソフト社 (Windows Sysinternals) のツール PsPing を使って,GGサーバー (TCP:491) の応答時間を確認して良いか?

技術ノート
2017/07/27

[番号]
技術ノート KGTN 2017070601

[現象]
[GGH4.X-5.X] マイクロソフト社 (Windows Sysinternals) のツール PsPing を使って,GGサーバー (TCP:491) の応答時間を確認して良いか?

[説明]
いいえ.GGはログオンが集中した時でも処理をさばけるように,TCP/IPレベルのコネクト要求があった時点で,ログオン処理 (の前処理) を開始します.ロードバランサのヘルスチェック機能でポート番号491へコネクトされた場合もこのログオン処理が行われ,実際にはログオンされませんので,ログオフ処理 (の一部) も続けて行われることになります.つまり,1回の応答時間の確認でログオン処理とログオフ処理が行われ,さらに頻繁に繰り返されることでサーバーに負荷を与えることになります.このようなことから, PsPing でポート番号491にアクセスすることはお勧めできません.弊社では,このような目的で使用するツール GGNetworkCheck を用意しております.

ファイル

KGTN2017070601.pdf (47.2 KB) kitasp 技術センター, 2017/07/27 16:45