[GGH4.X-5.X] GGEasyUDPCheck とはどんなツールなのか?
技術ノート
2017/06/28
[番号]
技術ノート KGTN 2017061301
[現象]
[GGH4.X-5.X] GGEasyUDPCheck とはどんなツールなのか?
[説明]
クラスターマネージャーの左側に表示されるサーバー一覧 (GO-Global Hosts) は,各GGサーバーが送信する UDP:491 のメッセージをクラスターマネージャーが受信した時に表示されます.この一覧にGGサーバーが表示されない場合は,Windowsファイアウォール等で UDP:491 がブロックされていることが考えられますので,このツールを利用して UDP:491 の受信状況 (到達状況) を確認してください.
通常はコマンドプロンプトで “GGEasyUDPCheck” と入力することで利用できますが,必要に応じて設定ファイル GGEasyUDPCheck.ini の default セクションで,以下のパラメタを設定して下さい.
設定項目 | 説 明 |
logd | ログの出力フォルダ |
logLevel | ログ出力レベル (1~9) |
rxpPort | GGサーバーのポート番号 (既定値:491) |
interval | 計測時間 (既定値:30秒) |
pvSleep | 受信処理のスリープ時間 (既定値:500ミリ秒) |
さらに設定項目は,下記の引数で上書きすることも出来ます.
引 数 | 説 明 |
-logLevel | ログ出力レベル |
-rxpPort | GGサーバーのポート番号 |
-interval | 計測時間 |
画面およびログファイルには,次のような受信情報が記録されます.
[2017-06-13 12:45:08] Name = DESKTOP-P7UNP59, Addr = 192.168.1.160 [2017-06-13 12:45:09] Name = WS2012R2-Isumi1, Addr = 192.168.1.63 … ※ Name = <受信したGG サーバーの名前> ※ Addr = <受信したGG サーバーのIP アドレス>
計測時間を経過すると受信処理は終了し,次のようなサマリー情報 (重複を排除しGGサーバーの名前でソート) が表示されます.
[2017-06-13 12:45:23] --- Summary --- [2017-06-13 12:45:23] [1] Name = DESKTOP-P7UNP59, Addr = 192.168.1.160 (10) [2017-06-13 12:45:23] [2] Name = WS2012R2-Isumi1, Addr = 192.168.1.63 (10) [2017-06-13 12:45:23] --- End --- ※ 括弧内の数値は受信した回数