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[GGH5.X/Windows] Google Chrome のユーザーデータ (C:\Users\…\Chrome\User Data) をネットワーク上の共有フォルダーに配置して構わないか?

技術ノート
2017/04/07

[番号]
技術ノート KGTN 2017030301

[現象]
[GGH5.X/Windows] Google Chrome のユーザーデータ (C:\Users\…\Chrome\User Data) をネットワーク上の共有フォルダーに配置して構わないか?

[説明]
ユーザーデータ (” C:\Users\<userid>\AppData\Local\Google\Chrome\User Data”) には,お気に入り等のデータだけでなくキャッシュも保存されます.キャッシュは,ウエッブページを高速に表示するためのデータですが,そのファイルが 「アクセス速度が遅い」 ネットワーク上の共有フォルダーに配置されると,ウエッブページの表示が遅くなります.遅延の他にも,クラッシュやデータ損失が発生する可能性もあります.実際,この設定を行うと 「警告:お使いのGoogle Chrome の設定はネットワークドライブに保存されています。遅延、クラッシュ、データ損失が生じる場合があります。」 というメッセージが表示されます.

従って,このようなリスクを承知の上で 「敢えてネットワーク上の共有フォルダーへ配置したい」 という場合を除き, Google Chrome のユーザーデータをネットワーク上の共有フォルダーに配置すべきではありません.

ファイル

KGTN2017030301.pdf (67.4 KB) kitasp 技術センター, 2017/04/07 13:23