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[GGH4.X-5.X] Ver3.2の頃にあったプリンタードライバーの自動アップロード機能 (クライアント側 → サーバー側) が Ver4.X系およびVer5.X系で機能しない.

技術ノート
2016/10/05

[番号]
技術ノート KGTN 2016091404

[現象]
[GGH4.X-5.X] Ver3.2の頃にあったプリンタードライバーの自動アップロード機能 (クライアント側 → サーバー側) が Ver4.X系およびVer5.X系で機能しない.

[説明]
Ver3.2の頃にあったプリンタードライバーの自動アップロード機能 (クライアント側 → サーバー側) は,プリンタードライバーのバージョンの差異を始めとする問題を引き起こすため,Ver4.Xまたはそれ以降のバージョンではサポートされません.従って,サーバー側およびクライアント側,それぞれで専用プリンタードライバー (以下,単にドライバーと記述します) をインストールして下さい.この場合,次の点をご確認下さい.

1.ドライバーがターミナルサービスに対応しているかどうか.
2.サーバー側およびクライアント側のドライバーが同じ機能かつ同じ時期にリリースされたドライバーかどうか.

GGのクライアント印刷機能は,ターミナルサービスの印刷機能と同じような仕組みで印刷処理を行いますので,ドライバーがターミナルサービスに対応していない場合は利用出来ない可能性が高いと考えられます.また,ターミナルサービスに対応したドライバーであっても,サーバー側のドライバーとクライアント側のドライバーが異なる機能や異なるリリース時期 (バージョン) である場合は,サーバー側のドライバーの処理とクライアント側のドライバーの処理で不整合が発生し上手く印刷出来ない場合があります.

もしドライバーの仕様 (制限) 等によって,専用プリンタードライバーによるクライアント印刷機能を利用出来ない場合は,以下の方法での利用をご検討下さい.

1.ユニバーサルプリンタードライバー (Universal Print Driver) を使用する.
2. Preview PDF へ印刷し,クライアント側に表示されたPDFファイル (ドキュメント) を印刷する.
3.USBリダイレクション (ソフトウエア) を利用してプリンターを仮想的にサーバー側に接続する.

ファイル

KGTN2016091404.pdf (72 KB) kitasp 技術センター, 2016/10/05 16:29