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NIC交換時の print.ini の取り扱いについて知りたい.

技術ノート
2009/12/08

[番号]
技術ノート KGTN 2009111201

[現象]
NIC交換時の print.ini の取り扱いについて知りたい.

[説明]
1. 背景
print.ini 中の ClientID は,クライアント印刷機能に於いて 「クライアントおよびユーザ」 を一意に識別するための情報です.ClientID は5つのパートから構成され,最後の項目にはクライアントのMACアドレス (Physical Address) が設定されます.

<><><> ClientIDの例<><><>
[Client Data]
PreviewState=0900000009
ClientID=0fa2d4ea-ee84-11dd-9015-0012f07d7b3f
<><><>

2. NIC交換時の対応 〜 再生成
ClientIDを積極的に管理していない場合は,print.ini を削除して下さい.これにより,新しいNICのMACアドレスが設定されたClientIDが生成されます.

3. NIC交換時の対応 〜 引継ぎ
ClientIDを積極的に管理している (あるいは利用している) 場合は,print.ini を削除することなくそのまま使用しても構いません.これにより,クライアント印刷機能はNIC交換後も従来のClientIDを使用します.但し,新しいNICのMACアドレスとClientID中のMACアドレスが不整合な状態になりますので,障害発生時の調査等で注意が必要です.

ファイル

KGTN2009111201.pdf (62.3 KB) kitasp 技術センター, 2009/12/08 14:01