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[GGH4.X-5.X] 描画オブジェクトが多いアプリケーションを利用すると,スムーズに動作しない.サーバー側のCPU使用率を確認したところ,70~100% と高く推移している.

技術ノート
2016/04/08

[番号]
技術ノート KGTN 2016032401

[現象]
[GGH4.X-5.X] 描画オブジェクトが多いアプリケーションを利用すると,スムーズに動作しない.サーバー側のCPU使用率を確認したところ,70~100% と高く推移している.

[説明]
APIラッピング方式 (GG) は,スクリーンスクレイピング方式 (RDS) と異なりサーバー側での描画内容を間引くことなくクライアント側へ転送し,クライアント上で描画順序も含め正確に再現するいため,描画オブジェクトが多いアプリケーションではサーバー側およびクライアント側のCPU使用率が高くなる傾向があります.このような場合は,GGサーバーのパラメタ ClientProcessingBatch (技術ノートKGTN#2013020601を参照して下さい) を有効にすることで,多数の描画命令をまとめてクライアント側に転送しパフォーマンスを改善することが出来ます.これでも十分なパフォーマンスが得られない場合は,GGサーバーのCPU性能 (クロック数やコア数) を上げることをお考え下さい.

ファイル

KGTN2016032401.pdf (65.1 KB) kitasp 技術センター, 2016/04/08 17:19