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[GGH4.X-5.X] クライアント側の既定のIMEが Microsoft IME 以外で,かつGGサーバーがWS2012R2の場合,サーバー側IMEの表示が 「EN」 になり日本語入力が出来ない.

技術ノート
2015/01/16

[番号]
技術ノート KGTN 2015011601

[現象]
[GGH4.X-5.X] クライアント側の既定のIMEが Microsoft IME 以外で,かつGGサーバーがWS2012R2の場合,サーバー側IMEの表示が 「EN」 になり日本語入力が出来ない.

[説明]
この問題は GGH4.8.2.22090 および GGH5.0.0.21965 で修正されておりますので,各ビルド (またはそれ以降のビルド) へのアップグレードを行うことで改善されます.

CASE#43661 The Fallback Keyboard Layout is not used on Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2

補 足
英語版の Windows Server 2012 R2 に Japanese Language Pack をインストールした環境につきましては,Windows のベースとなる言語が英語ですので,仕様としてサーバー側IMEの表示が 「EN」 になります.

過去の説明
下記の情報は暫定的な対処法で,将来リリースされるビルドで解決される見込みです.

方法1: クライアント側の既定のIMEを Microsoft IME に変更する.

方法2: クライアント側の既定のIMEのレイアウトコードを得る (下記例ではE0210411).
サーバー側のレイアウトコード 00000411 の内容をコピーし,そのレイアウトコードの情報を登録する.
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\E0210411

過去の補足
技術的には上記の方法2の通りですが,弊社開発のツール GGKeyboardLayout を使用した簡単な設定手順を以下に示します.

1.クライアント側の既定のIMEのレイアウトコードを得る方法

GGKeyboardLayout をクライアント側で起動し, 「環境参照」 ボタンをクリックして下さい. 「レイアウト情報#1」 に表示される値が,クライアント側の既定のIMEのレイアウトコードです.下記の例では e0200411 が既定のIMEのレイアウトコードになります.

2.サーバー側に (クライアント側の) レイアウトコードの情報を登録する方法

GGKeyboardLayout をサーバー側で起動し,上記1で得た (クライアント側の) 既定のIMEのレイアウトコードを 「レイアウト情報#1」 に入力して下さい.そして, 「環境設定」 ボタンをクリックして下さい.

なお, 「環境設定」 ボタンが表示されない場合は権限が不足していますので, GGKeyboardLayout を 「管理者として実行」 で起動して下さい.

ファイル

KGTN2015011601-1.jpg 表示 (17.5 KB) kitasp 技術センター, 2015/07/08 17:24

KGTN2015011601-21.jpg 表示 (12.4 KB) kitasp 技術センター, 2015/07/08 17:24

KGTN2015011601-22.jpg 表示 (11.3 KB) kitasp 技術センター, 2015/07/08 17:25

KGTN2015011601.pdf (127 KB) kitasp 技術センター, 2015/11/04 14:54