[ExPack] 拡張パックの GGAPSManager とはどんなツールなのか?
技術ノート
2013/08/16
[番号]
技術ノート KGTN 2013081601
[現象]
[ExPack] 拡張パックの GGAPSManager とはどんなツールなのか?
[説明]
GMSessionMonitor と共に GGサーバ上で動作させるプログラム (サービス) で, APS (GO-Global Application Publishing Service) の状態を監視します.サーバ再起動時,設定ファイルで指定した秒数後に APS を開始させます.障害等で APS が停止状態になった場合, APS を自動的に開始します.また GMSessionMonitor の情報を参照し, 「接続出来ない」 や 「情報が更新されない」 等の異常な状況が検出された場合, APS を自動的に再起動します.以上のように,GGサーバの高可用性に役立つツールです.
設定ファイルと起動パラメタ
設定ファイルGGAPSManager.ini の default セクションで,以下のパラメタを設定して下さい.
設定項目 | 説明 |
serviceName | サービスの名称で “GO-Global APS Manager” を指定 |
loglevel | ログの出力レベル,通常は1を指定し,障害時は4を指定 |
logFile | ログファイルのフルパス |
sqlFile | データベースファイル(サーバの最新情報)のフルパス |
delayedStart | サーバ再起動からAPSを開始するまでの時間(秒) |
maxStartTime | APSの開始に要する最大時間(秒) |
maxStopTime | APSの停止に要する最大時間(秒) |
stopGraceTime | APSの自動再起動までの猶予時間(秒),-1 は自動再起動機能オフ |
showStatusTime | APSの状態を記録する間隔(秒) |
サービスの登録・開始・停止・削除は,コマンドラインで次の起動パラメタを指定して下さい.
起動パラメタ | 説明 |
-i | サービスを登録する |
-s | サービスを開始する |
-k | サービスを停止する |
-u | サービスを削除する |