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[GGH4.X] ログオン時に “Connection failed. Access to the host was denied” というメッセージが表示されログオンに失敗する.APSログを確認すると “AS: Function NativeCreateProcess() failed with situationID 3995, ntStatus 3221225496, dwGLE 0” という記録がある.

技術ノート
2013/08/09

[番号]
技術ノート KGTN 2013080902

[現象]
[GGH4.X] ログオン時に “Connection failed. Access to the host was denied” というメッセージが表示されログオンに失敗する.APSログを確認すると “AS: Function NativeCreateProcess() failed with situationID 3995, ntStatus 3221225496, dwGLE 0” という記録がある.

[説明]
“ntStatus 3221225496” の内容は STATUS_CONFLICTING_ADDRESSES (アドレス範囲の矛盾) で,ログオン処理でプロセスを生成しようとした時に,Windows側でメモリの異常を検出したことを意味します.サーバを再起動し最初のログオンからこのエラーが発生する場合は,サーバの再起動処理が安定する前にGO-Globalのサービス (GGAPS) が開始され,不安定な状況で不正なメモリが GGAPS に渡された可能性が高いと考えられます.そして,ログオン処理でこのメモリを実際に使おうとした時に,WindowsのAPIがこのエラーを検出するというシナリオになります.対応としては, GGAPS のスタートアップの種類を 「自動(遅延開始)」 にするか,それでも早過ぎる場合はスクリプト等で3〜5分後に GGAPS を開始して下さい.

補 足
拡張パック (有償製品) に, GGAPS を遅延開始し,それでも接続に失敗する場合は GGAPS を自動的に再起動する監視プログラム GGAPSManager を追加する予定です (リリース予定は2013年12月下旬) .

ファイル

KGTN2013080902.pdf (76.8 KB) kitasp 技術センター, 2013/08/09 13:33