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[ExPack] GGTerminalRoaming のサンプル版のインストール方法は?

技術ノート
2013/07/12

[番号]
技術ノート KGTN 2013071201

[現象]
[ExPack] GGTerminalRoaming のサンプル版のインストール方法は?

[説明]
以下の手順でインストールして下さい.

GGサーバにフォルダ C:¥GraphOn を作成し,そこに配布フォルダ GGTerminalRoaming をコピーして下さい.

フォルダ C:¥GrapOn¥GGTerminalRoaming¥GSM にあるファイル GGSessionMonitor.ini をテキストエディタやメモ帳で開き,キー host の値にGGサーバのIPアドレスを記入し,ファイルを上書き保存して下さい.

コマンドプロンプトを開き,DOS窓で GGSessionMonitor -sec gsm を実行して下さい.次に.画面に Debug: ... availability = 'YES' という行が表示されたことを確認して下さい.もし表示されない場合は,IPアドレスに誤りがあるか,または指定したGGサーバ上で APS が開始していない可能性が高いと考えられます.

DOS窓で GMService -i を実行し,続けて GMService ?s を実行して下さい.この操作で,GGサーバを監視するサービスが登録され,さらにそのサービスが開始します.

タスクマネージャで GMService.exe と GGSessionMonitor.exe が存在することを確認して下さい.この時点で,GGサーバを常時監視する環境が整いました.

プログラム C:¥GrapOn¥GGTerminalRoaming¥GGTerminalRoaming.exe をクラスタマネージャで登録して下さい.以上で,環境設定は完了しました.

最初のクライアントPC (移動前の端末) からGGサーバにログオンし,メモ帳等のアプリケーションを起動して下さい.

アプリケーション GGTerminalRoaming を起動して下さい.スプラッシュ画面が表示され,最小化状態で動作します (サンプル版の仕様です) .

プログラム・ウインドウを使用してセッションを Discoonect して下さい.または,クライアントPC上で gg-client.exe のプロセスを強制終了しても構いません.

2台目のクライアントPC (移動後の端末) からGGサーバにログオンし,前のステップで切断したセッションに再接続して下さい.正常であれば,プログラム・ウインドウがプライマリ・モニタの左上の位置に表示されます (サンプル版の仕様です) .他のアプリケーションのウインドウは,移動後のモニタの解像度に合わせて,位置が調整されます.なお,アプリケーションの作りによっては移動しないことがありますが,この場合は,アプリケーションの動作 (ウインドウ管理) に合わせて GGTerminalRoaming をカスタマイズする必要があります.

ウインドウの再配置に関する情報は,サーバ側のフォルダC:¥GrapOn¥GGTerminalRoaming 中のファイル gtr-yyyymmdd.log に記録されます.なお,サンプル版では障害発生時の状況が分かるように,やや多めに (頻繁に) 情報を記録しております.

ファイル

KGTN2013071201.pdf (1.09 MB) kitasp 技術センター, 2013/07/12 10:03