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[GGH4.X] クライアント・クリップボード機能で,クライアント側のアプリケーションでコピーした画像が,サーバ側のアプリケーションに貼り付けられない場合がある.どのような場合にダメなのか?

技術ノート
2012/11/07

[番号]
技術ノート KGTN 2012110702

[現象]
[GGH4.X] クライアント・クリップボード機能で,クライアント側のアプリケーションでコピーした画像が,サーバ側のアプリケーションに貼り付けられない場合がある.どのような場合にダメなのか?

[説明]
Windows のクリップボード機能は複雑で,コピー操作が行われたアプリケーションは 「自分が定めた (通常は複数の) データ形式」 でクリップボードにデータの塊を記録します.ペースト操作が行われたアプリケーションは, 「自分が解釈可能なデータ形式」 がクリップボード中にあれば,そのデータの塊を取り出し&解釈し,それを自分のデータ中に貼り付けます.データ形式はそれぞれのアプリケーションが独自に作成することが可能で,他のアプリケーションが解釈出来ないものもあります.さらに,クリップボードにデータそのものではなく,データを得るための情報 (ファイルのパスやハンドルなど) を記録する事が可能で,このような場合はマシンを跨いでコピー&ペーストを行うことは出来ません.

このように,コピー側とペースト側のアプリケーションの仕様 (相互の影響) でコピー&ペーストが 「出来る/出来ない」 が発生しますので,一般論としてダメなケースを挙げることは困難です.

ファイル

KGTN2012110702.pdf (59.5 KB) kitasp 技術センター, 2012/11/07 09:52