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[GGW3.2.1/GGH4.X] アプリケーションをGGサーバに集約した場合,サーバの負荷が気になる.

技術ノート
2012/09/24

[番号]
技術ノート KGTN 2012092403

[現象]
[GGW3.2.1/GGH4.X] アプリケーションをGGサーバに集約した場合,サーバの負荷が気になる.

[説明]
GGだけでなく他社製品も含め,製品自体の負荷は高くありません.1台のサーバで処理できるユーザ数は,各ユーザが起動するアプリケーションのCPU負荷とメモリ使用量の総和で決まります.インターネット上に 「1台のサーバで20〜30のユーザ (クライアント) が稼動」 と言った情報がありますが,大雑把に言えば事務系の業務アプリケーションとワープロ等を利用した時の目安だと考えられます.1人のユーザが多数のアプリケーションを起動した場合や, Excel 等で重たいマクロ処理を行った場合は,CPU負荷およびメモリ使用量が増大し,利用ユーザ数が減ることになります.メモリのネックは64ビットのOSにしてメモリを十分に積めばある程度解決出来ますし,CPUのネックについてもCPU性能を上げる (コア数を増やす) ことである程度解決出来ます.

仮想化の流れの中では,1台の仮想サーバのユーザ数を例えば同時20ユーザと決めて,物理サーバ上に複数の仮想サーバを配置する事例が増えております.OSのライセンスが増えるという欠点はありますが,段階的にスケールを拡大することが出来るうえ,Windowsが不安定になった場合でも障害が局所化されるという運用上のメリットもあります.

ファイル

KGTN2012092403.pdf (67.7 KB) kitasp 技術センター, 2012/09/24 14:37